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 糖尿病治療薬が心筋梗塞発症を抑制したことは画期的

 宮内 克己 先生
 順天堂大学医学部 循環器内科 講師

 われわれ循環器医は心筋梗塞既往糖尿病患者の生命予後を常に問題視してきたが、SU薬中心の糖尿病治療はその改善策とならなかった。このような背景のもと、ピオグリタゾンが心筋梗塞の発症を有意に抑制したことは画期的である。循環器医が診る糖尿病患者の大半は心血管イベントの既往を有しており、その予後は冠動脈の内皮機能に左右される。すなわち、血管内皮機能改善効果を有するピオグリタゾンは循環器医にとって第一選択となる薬剤である。


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