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人口構造の高齢化とともに脳卒中の増加、なかでも脳梗塞の増加が注目されている。われわれ脳領域の医師にとっては、そのリスクとして糖尿病、高脂血症あるいはメタボリック症候群といわれるようなインスリン抵抗性とも関連したリスクがきわめて重要な要因となってきている。その意味で、PROactiveはインスリン抵抗性改善薬であるピオグリタゾンを使った大規模臨床試験であり、脳卒中既往者が19%含まれている点で注目していた。
今回、脳卒中を含む心血管イベントの抑制効果、あるいはインスリン治療への期間が延びるなどのデータが発表されたことはきわめて興味深い。これらの結果から、今後増加が予測されるアテローム血栓性脳梗塞ならびにラクナ梗塞、なかでも糖尿病や高脂血症に合併する予後不良のタイプにとっても、福音をもたらす結果ではないかと考えている。
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