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PROactiveは約5,000例を対象とした大規模無作為化プラセボ対照比較臨床試験であり、こうした試験において、大血管障害の2次予防について最重要副次評価項目で有意差が出たことは糖尿病治療の臨床で非常に大事なデータといえる。
しかし、対象症例は平均BMI値が30.9kg/m2で大血管障害の既往のあるハイリスク群であり、ピオグリタゾンの投与量も45mg/日と多い。こうしたスタディの結果を日本人の糖尿病診療に応用するには、バックグラウンドについてもきちんと考慮する必要がある。
最近は、日本人を対象にしたエビデンスの蓄積の必要性が重視されるようになり、たとえばARBについては、糖尿病性腎症で日本独自のデータを出すべくスタディが進行中である。PROactiveで好結果が得られたピオグリタゾンについても、日本独自のデータが蓄積されることが待たれる。その際には、大血管障害のみならず、細小血管障害についても解析が行われれば、糖尿病の臨床に有意義なデータがもたらされるだろう。
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