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 WCC 2006 in Barcelona ドクターコメント速報
島津 智一 先生 写真
ピオグリタゾンの脳保護薬としての効果に期待
島津 智一 先生
埼玉医科大学医学部 内科学 神経内科部門 助手
我々は、SDラットにおいてピオグリタゾンがSOD蛋白を上昇させ、その結果として脳梗塞巣領域を縮小させることを確かめている。さらに、糖尿病モデルラットにおいて脳内PPARγが正常群に比して低値であることから、PPARγを活性化させるピオグリタゾンが臨床において糖尿病患者の脳卒中再発を抑制することを確信していたが、今回の結果は予測をはるかに超えるものであった。今後増加するアテローム血栓性脳梗塞に対し、ピオグリタゾンを糖尿病薬としてのみならず脳保護薬として積極的に早期から使用すべきと考える。